生成AIの基本と安全な使い方
ChatGPT/Microsoft Copilotの基本的な違い、AIを「思考のパートナー」として使う考え方、機密情報を入力しない運用の重要性を共有しました。
OVERVIEW
Microsoft 365の導入を起点に、株式会社リンクファミリア様の社員が生成AIを安全かつ実務的に使える状態を目指しました。
ツールを導入しても、どの業務でどう使うか、どこまでAIに任せてよいかが分からない状態では、日常業務の改善につながりにくい状況でした。
ChatGPT/Microsoft Copilotの基本、プロンプト設計、Microsoft 365での実務活用、メール・文書作成、リスク管理まで段階的に支援しました。
NG入力リスト、標準プロンプトテンプレート、30日アクションプランの方向性を整理し、社員が小さく使い始めるための土台をつくりました。
BEFORE
便利そうなツールはあるものの、業務で安全に使うための判断基準と活用イメージが不足していました。
Microsoft 365の導入は、メールや文書作成、ファイル共有、資料作成の見直しにつながる重要なきっかけになります。一方で、ツールを導入しただけでは、社員一人ひとりの使い方までは自然に定着しません。
生成AIについても、ChatGPTやMicrosoft Copilotに興味はあるものの、個人情報や機密情報を入力してよいのか、出力内容をどこまで信用してよいのか、業務のどの場面で使えば効果が出るのかが分かりにくい状態でした。
SUPPORT
Microsoft 365の導入支援に加え、生成AIを業務で安全に活用するための社員向け研修を段階的に実施しました。
ChatGPT/Microsoft Copilotの基本的な違い、AIを「思考のパートナー」として使う考え方、機密情報を入力しない運用の重要性を共有しました。
Role/Task/Format/Contextを意識した指示の出し方を学び、メール作成、報告書素案、要約などで安定した出力を得るための型を整理しました。
Word、Excel、PowerPoint、Outlookを使った実務活用デモを通じて、文書業務を「AIで下書きし、人が確認する」流れとして定着させる考え方を共有しました。
社内外のメール、案内文、依頼文などを題材に、要約、構造化、トーン調整、件名案、想定Q&A作成までを演習形式で実施しました。
情報漏洩、著作権、ハルシネーションなどのリスクを整理し、NG入力リスト、標準プロンプトテンプレート、30日ロールアウト計画を作成しました。
PROJECT FLOW
基礎理解から実務活用、リスク管理、社内展開まで、全5回で段階的に進めました。
ChatGPT/Microsoft Copilotの違い、AIの位置づけ、情報セキュリティ、Outlookでのメール要約・返信案作成などを確認。
RTFCフレームワーク、反復・例示・制約による精度向上、日報要約や報告書素案などの実務活用を整理。
Word、Excel、PowerPoint、Outlookを使い、報告書、提案資料、メール文面の下書き作成を実演。
要約、構造化、トーン調整、件名案、想定Q&A、社内外テンプレート作成を演習形式で実施。
リスク分類、社内ポリシー3層設計、NG入力リスト、標準プロンプトテンプレート、30日アクションプランを整理。
RESULT
社員が生成AIを安全に使い始めるための理解と、現場で実践しやすい成果物が整いました。
最終回後のアンケートで、研修全体に対して高い満足度が確認されました。
専門用語に偏らず、実務に近い題材で説明したことが評価されました。
テンプレートを使った指示の型が、現場で使いやすい共通言語になりました。
まず守るべき入力ルールとして、即時活用しやすい成果物になりました。
CHALLENGE
生成AIへの理解度に差がある中で、全員が実務で使える内容に落とし込む必要がありました。
生成AIに慣れている社員もいれば、PC操作やAI活用そのものに不安を感じる社員もいます。そのため、単に機能を説明するのではなく、メール作成、報告書作成、Excel業務、提案資料作成など、普段の業務に近い題材で説明することを重視しました。
また、生成AIは便利な一方で、誤情報や情報漏洩のリスクがあります。そこで、「AIに任せる部分」と「人が確認・判断する部分」を明確に分け、社員が安心して試せる範囲を丁寧に整理しました。
重要なのは、AIを使わせることではなく、社員が安心して試し、確認しながら業務に取り込める状態をつくることでした。
NEXT STEP
実務に近いハンズオンと効果測定により、AI活用をさらに定着させていきます。
今後は、研修で整理したNG入力リスト、標準プロンプトテンプレート、30日アクションプランの方向性をもとに、まずは一部業務で小さく試し、成果を確認していくことが重要です。
現在は、提案書作成や人材リスト作成の自動化など、より実務に近い実践追加講座の開講準備を進めています。次の支援としては、実務画面を使ったハンズオン研修、部門別テンプレートの整備、利用件数や削減時間などのKPI測定が有効です。
CONTACT
ソリデンテでは、Microsoft 365の導入だけでなく、社員研修、生成AIの安全な使い方、業務別プロンプト、社内ルール、定着支援まで伴走しています。便利なツールを入れるだけで終わらせず、現場で使い続けられる仕組みを一緒に整えます。